2011年7月30日土曜日

MR301 ROKURO 3.0でMeshを作成する

ROKUROはスカルプテッドプリムを作るツールです。ROKURO 3.0からセカンドライフのMeshにアップロードできるCollada形式のファイルをアップロードできるようになりました。陶芸のろくろのようになめらかな回転体を作ることができます。
ROKUROはhttp://kanae.net/secondlife/rokuro.html よりダウンロードできるフリーウエアです。

ROKURO 3.0でColladaファイルを作る

コントロールポイントを動かして形を作ります。これはスカルプテッドプリムの作り方と同じです。

SaveSetupメニューでオプションを選択します。 円柱だけでなく多角柱や,多角柱を上から半分に切ったような形を作ることができます。

FileメニューのSaveを選択します。 ※ファイル名にスペースを含まないでください。

”Save as Type(ファイルの種類)”でCollada Optimized LoD Files を選択します。
 
もし"Collada File"を選択すると,スカルプテッドプリムと同じ頂点とUVマップを持つColladaファイルが出力されます。(くっつけた頂点は整理されています)
もし,"Collada Optimized File"を選択すると形はできるだけスカルプトマップファイルとの互換性を維持しながら最適化されたColladaファイルを出力します。
もし,"Collada LoD Files"を選択すると,スカルプテッドプリムと同じ頂点とUVマップを持つ3つのLevel of DetailのColladaファイルが出力されます。ファイル名に自動的にそれぞれ"-high"/"-medium"/”-low”が追加されます。例えば,あなたが"mesh.dae"をファイル名に指定すると,ROKUROは"mesh-high.dae","mesh-medium.dae","mesh-low.dae"を出力します。
もし,"Collada LoD Files"を選択すると,形はできるだけスカルプトマップファイルとの互換性を維持しながら最適化された3つのLevel of DetailのColladaファイルが出力されます。ファイル名に自動的にそれぞれ"-high"/"-medium"/”-low”が追加されます。

Colladaファイルをインワールドへアップロード

ROKUROが出力したColladaファイルをSecondlifeのMeshとして利用しましょう。 ビュアを起動して,Meshの利用できるSIMのオブジェクトをRezできるパーセルに移動します。
BuildメニューのUpload - Modelを選択します。

ROKUROが出力したHigh LODのColladaファイルを指定します。
以下のようなUpload Modelダイアログが表示されます。

Mediumをクリックして,Load from Fileをチェックし,Browse..ボタンをクリックして,Medium LODのColladaファイルを指定します。

Lowをクリックして,Load from Fileをチェックし,Browse..ボタンをクリックして,low LODのColladaファイルを指定します。

Low LODのColladaファイルは十分に小さいので,LowestはNoneを指定します。
Lowestをクリックして,Noneをチェックします。

つぎに物理を指定しましょう。 Physicsタブをクリックします。

Use Level of Detailをチェックし,Lowを選択します。

PreviewドロップダウンリストのLevel Of Detail:Highを選択して,物理と形のマッチを確認します。 そして,Caliculate weights & feeボタンをクリックします。

インワールドにアップロードする価格とウエイトが計算され表示されます。
Uploadボタンをクリックすると,Colladaファイルがオブジェクトとしてインベントリにアップロードされます。

インベントリからRezし,テクスチャを適用すると以下のようになりました。
メッシュオブジェクトが完成しました。

毎週土曜日深夜0:00よりNagasaki CityでKANAE PROJECTの最新情報やMeshについてお話ししています。是非おいでください。

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