2011年11月21日月曜日

MR303 ROKURO 3.0.10でMeshを作成

ROKUROはスカルプテッドプリムを作るツールです。ROKURO 3.0からセカンドライフのMeshにアップロードできるCollada形式のファイルをアップロードできるようになりました。陶芸のろくろのようになめらかな回転体を作ることができます。

ROKURO 3.0.10以降では,LODのLowestと直方体の物理オブジェクトのファイルも出力できるようになりました。

ROKUROはhttp://kanae.net/secondlife/rokuro.html よりダウンロードできるフリーウエアです。

※Second Lifeの仕様変更により,ROKURO 3.0.8以前で出力されたColladaファイルがアップロードできなくなりました。最新版をダウンロードしてお使いいただきますようお願いいたします。

ROKURO 3.0でColladaファイルを作る

コントロールポイントを動かして形を作ります。これはスカルプテッドプリムの作り方と同じです。

SaveSetupメニューでオプションを選択します。 円柱だけでなく多角柱や,多角柱を上から半分に切ったような形を作ることができます。

FileメニューのSaveを選択します。

”Save as Type(ファイルの種類)”でCollada Optimized LoD Files を選択します。

もし"Collada File"を選択すると,スカルプテッドプリムと同じ頂点とUVマップを持つColladaファイルが出力されます。(くっつけた頂点は整理されています)
もし,"Collada Optimized File"を選択すると形はできるだけスカルプトマップファイルとの互換性を維持しながら最適化されたColladaファイルを出力します。
もし,"Collada LoD Files"を選択すると,スカルプテッドプリムと同じ頂点とUVマップを持つ3つのLevel of DetailのColladaファイルが出力されます。ファイル名に自動的にそれぞれ"-high"/"-medium"/”-low”が追加されます。例えば,あなたが"mesh.dae"をファイル名に指定すると,ROKUROは"mesh-high.dae","mesh-medium.dae","mesh-low.dae","mesh-lowest.dae"を出力します。
もし,"Collada LoD Files"を選択すると,形はできるだけスカルプトマップファイルとの互換性を維持しながら最適化された4つのLevel of DetailのColladaファイルが出力されます。ファイル名に自動的にそれぞれ"-high"/"-medium"/”-low”/”-lowest”が追加されます。
さらに,オブジェクトを包むCubeの物理シェイプが自動的に保存されます。ファイル名に自動的に”-physics”が追加されます。

Colladaファイルをインワールドへアップロード

ROKUROが出力したColladaファイルをSecondlifeのMeshとして利用しましょう。 ビュアを起動して,BuildメニューのUpload - Modelを選択します。

もしModelサブメニューが表示されないなら,あなたがオブジェクトをRezできるパーセルに移動して試してください。

ROKUROが出力したHigh LODのColladaファイルを指定します。

以下のようなUpload Modelダイアログが表示されます。

あなたの判断でThis model represents..を指定して下さい。それを指定しなくてもメッシュをアップロードできます。

MediumのSourceのドロップダウンリストのLoad from Fileを選択します。

Browse..ボタンをクリックして,Medium LODのColladaファイルを指定します。

LowのSourceのドロップダウンリストのLoad from Fileを選択します。

Browse..ボタンをクリックして,low LODのColladaファイルを指定します。

LowestのSourceのドロップダウンリストのLoad from Fileを選択します。

Browse..ボタンをクリックして,lowest LODのColladaファイルを指定します。

物理シェイプを指定しましょう。Physicsタブをクリックします。

Step 1:Level of DetailのドロップダウンリストのFrom fileを選択します。

Browse..ボタンをクリックして,physicsのColladaファイルを指定します。

より物理シェイプを加工したいときには以下のステップを実行して下さい。

Upload optionsタブをクリックします。

Upload optionsではスケールの指定ができます。

Caliculate weights & feeボタンをクリックします。
インワールドにアップロードする価格とウエイトが計算され表示されます。

Uploadボタンをクリックすると,Colladaファイルがオブジェクトとしてインベントリにアップロードされます。

インベントリからRezしてテクスチャを指定すると以下のようになりました。

メッシュオブジェクトが完成しました。

毎週土曜日深夜0:00よりNagasaki CityでKANAE PROJECTの最新情報やMeshについてお話ししています。是非おいでください。

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