2011年12月12日月曜日

MP303 ROKURO Pro 3.0.60でMeshを作成

ROKURO Proはスカルプテッドプリムを作成する専用ツールでしたが,3.0よりセカンドライフのMeshとして利用できるColladaファイルを出力することができるようになりました。

ROKURO Pro 3.0.60以降では,LODのLowestと直方体の物理オブジェクトのファイルも出力できるようになりました。

スカルプテッドプリムを簡単にメッシュに変換できます。UVMapに互換性があります。
ROKURO Pro 3.0 は http://kanae.net/secondlife/rokuro_pro.html よりダウンロードできます。ROKURO Pro 3.0はシェアウエアです。 セカンドライフの中でシリアルボックスをご購入いただき,シリアルボックスが話すパスワードにより登録をしてください。

※Second Lifeの仕様変更により,ROKURO Pro 3.0.58以前で出力されたColladaファイルがアップロードできなくなりました。最新版をダウンロードしてお使いいただきますようお願いいたします。

ROKURO Pro 3.0 でColladaファイルを作る

FileメニューのNewを選択し,スカルプテッドプリムのサイズを指定します。

コントロールポイントを動かしてオブジェクトを編集します。
より詳しい編集の方法についてはチュートリアルブログをご確認ください。

FileメニューのSaveを選択してファイルを保存します。

”Save as Type(ファイルの種類)”でCollada Fileを選択します。

ColladaのOptionダイアログが表示されます。
Save lowest/low/medium/high LoDSave Cube Phisics Shapeを選択して,OKボタンをクリックします。 ROKURO ProはColladaファイルを保存します。

-Save .dae and .obj File - Colladaファイルと同じテクスチャ情報を持つOBJファイルを同時に出力します。(SOMATOで簡単にテクスチャを作るための機能です。最新版のSOMATOはROKURO Proが出力するdaeファイルを読み込むことができます。)
-Save lowest/low/medium/high LoD - 4つのLevel of DetailのColladaファイルを出力します。ファイル名に自動的にそれぞれ"-high"/"-medium"/”-low”/”-lowest”が追加されます。例えば,あなたが"mesh.dae"をファイル名に指定すると,ROKURO Proは"mesh-high.dae","mesh-medium.dae","mesh-low.dae","mesh-lowest.dae"を出力します。
-Save Cube Phisics Shape – オブジェクトを内包する立方体のシンプルな物理シェイプを作成します。ファイル名に自動的に"-physics"が追加されます。例えば,あなたが"mesh.dae"をファイル名に指定すると,ROKURO Proは"mesh-physics.dae"を物理シェイプとして出力します。
-Optimize vertics オプション
--Not Optimize vertics
- スカルプテッドプリムと全く同じ構成のColladaファイルを出力します。
--Optimize vertics -スカルプテッドプリムと同じテクスチャ情報(UVMap)を持つColladaファイルを出力します。
--Optimize vertics - スカルプテッドプリムとほぼ同じテクスチャ情報(UVMap)を持つColladaファイルを出力します。グラフィックツールでテクスチャを作らなくてはならない場合があります。

Colladaファイルをインワールドへアップロード

ROKURO Proが出力したColladaファイルをSecondlifeのMeshとして利用しましょう。
ビュアを起動します。
BuildメニューのUpload - Modelを選択します。

ROKURO Proが出力したHigh LODのColladaファイルを指定します。

以下のようなUpload Modelダイアログが表示されます。


あなたの判断でThis model represents..を指定して下さい。それを指定しなくてもメッシュをアップロードできます。

MediumのSourceのドロップダウンリストのLoad from Fileを選択します。

Browse..ボタンをクリックして,Medium LODのColladaファイルを指定します。

LowのSourceのドロップダウンリストのLoad from Fileを選択します。

Browse..ボタンをクリックして,low LODのColladaファイルを指定します。

LowestのSourceのドロップダウンリストのLoad from Fileを選択します。

Browse..ボタンをクリックして,lowest LODのColladaファイルを指定します。

物理シェイプを指定しましょう。Physicsタブをクリックします。

Step 1:Level of DetailのドロップダウンリストのFrom fileを選択します。

Browse..ボタンをクリックして,physicsのColladaファイルを指定します。

物理シェイプが直方体で表示されます。(物理シェイプが黄色の直法体で表示されないのはビュアの不具合かもしれません。)プレビューの下のPhysicsチェックボックスをアンチェックして,物理シェイプとオブジェクトの関係を確認して下さい。

より物理シェイプを加工したいときには以下のステップを実行して下さい。

Upload optionsタブをクリックします。

Upload optionsではスケールの指定ができます。

プレビューの下のTextureをチェックするとColladaファイルで指定されたテクスチャを確認することができます。

Include texturesをチェックすると,テクスチャも一緒にアップロードできます。テクスチャはメッシュオブジェクトとは別にアップロードされ,1枚につき10L$かかります。

Caliculate weights & feeボタンをクリックします。
インワールドにアップロードする価格とウエイトが計算され表示されます。

Uploadボタンをクリックすると,Colladaファイルがオブジェクトとしてインベントリにアップロードされます。

インベントリからRezすると以下のようになりました。

Featureタブをクリックして,Physics Shape TypeをPrimに設定します。

メッシュオブジェクトが完成しました。

毎週土曜日深夜0:00よりNagasaki CityでKANAE PROJECTの最新情報やMeshについてお話ししています。是非おいでください。

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