2011年10月28日金曜日

MP302 ROKURO Pro 3.0でMeshを作成 Viewer3.1対応版

ROKURO Proはスカルプテッドプリムを作成する専用ツールでしたが,3.0よりセカンドライフのMeshとして利用できるColladaファイルを出力することができるようになりました。

Second Lifeのビュア3.1よりメッシュのアップロードの手順が変わりましたので,改めてその手順をご紹介いたします。

スカルプテッドプリムを簡単にメッシュに変換できます。UVMapに互換性があります。
ROKURO Pro 3.0 は http://kanae.net/secondlife/rokuro_pro.html よりダウンロードできます。ROKURO Pro 3.0はシェアウエアです。 セカンドライフの中でシリアルボックスをご購入いただき,シリアルボックスが話すパスワードにより登録をしてください。

※Second Lifeの仕様変更により,ROKURO Pro 3.0.58以前で出力されたColladaファイルがアップロードできなくなりました。最新版をダウンロードしてお使いいただきますようお願いいたします。

ROKURO Pro 3.0 でColladaファイルを作る

FileメニューのNewを選択し,スカルプテッドプリムのサイズを指定します。

コントロールポイントを動かしてオブジェクトを編集します。
より詳しい編集の方法についてはチュートリアルブログをご確認ください。

FileメニューのSaveを選択してファイルを保存します。

”Save as Type(ファイルの種類)”でCollada Fileを選択します。

Collada Optionダイアログが表示されますので,Save low/medium/high LoDをチェックし,OKボタンをクリックします。ROKURO ProはColladaファイルを保存します。

-Save .dae and .obj File - Colladaファイルと同じテクスチャ情報を持つOBJファイルを同時に出力します。(SOMATOで簡単にテクスチャを作るための機能です。)
-Save low/medium/high LoD - 3つのLevel of DetailのColladaファイルを出力します。ファイル名に自動的にそれぞれ"-high"/"-medium"/”-low”が追加されます。例えば,あなたが"mesh.dae"をファイル名に指定すると,TATARAは"mesh-high.dae","mesh-medium.dae","mesh-low.dae"を出力します。
-Optimize vertics オプション
--Not Optimize vertics
- スカルプテッドプリムと全く同じ構成のColladaファイルを出力します。--Optimize vertics - スカルプテッドプリムと同じテクスチャ情報(UVMap)を持つColladaファイルを出力します。
--Optimize vertics - スカルプテッドプリムとほぼ同じテクスチャ情報(UVMap)を持つColladaファイルを出力します。グラフィックツールでテクスチャを作らなくてはならない場合があります。
Optimized_Vertices

Colladaファイルをインワールドへアップロード

ROKURO Proが出力したColladaファイルをSecondlifeのMeshとして利用しましょう。
ビュアを起動して,Meshの利用できるSIMのオブジェクトをRezできるパーセルに移動します。
BuildメニューのUpload - Modelを選択します。

ROKURO Proが出力したHigh LODのColladaファイルを指定します。

以下のようなUpload Modelダイアログが表示されます。

あなたの判断でThis model represents..を指定して下さい。それを指定しなくてもメッシュをアップロードできます。

MediumのSourceのドロップダウンリストのLoad from Fileを選択します。

Browse..ボタンをクリックして,Medium LODのColladaファイルを指定します。

LowのSourceのドロップダウンリストのLoad from Fileを選択します。

Browse..ボタンをクリックして,low LODのColladaファイルを指定します。

Low LODのColladaファイルは十分に小さいので,LowestはUse LoD aboveを指定します。

LowのSourceのドロップダウンリストのUse LoD aboveを選択します。

物理シェイプを指定しましょう。Physicsタブをクリックします。

Step 1:Level of DetailのドロップダウンリストのLowを選択します。

より物理シェイプを加工したいときには以下のステップを実行して下さい。

Upload optionsタブをクリックします。

Upload optionsではスケールの指定ができます。

Previewの左下のドロップダウンリストのHighを選択して,物理と形のマッチを確認します。

Caliculate weights & feeボタンをクリックします。
インワールドにアップロードする価格とウエイトが計算され表示されます。

Uploadボタンをクリックすると,Colladaファイルがオブジェクトとしてインベントリにアップロードされます。

インベントリからRezしてテクスチャを指定すると以下のようになりました。

メッシュオブジェクトが完成しました。

毎週土曜日深夜0:00よりNagasaki CityでKANAE PROJECTの最新情報やMeshについてお話ししています。是非おいでください。

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